そもそも一夫一妻制に無理がある。
無理があるのですか?
はい。
人の本質は魂であり、魂の最大の欲求は自由です。
恋人であれ配偶者であれ、人の心を縛ることなどできません。
それでも人は結婚しますよね。
はい。一生一人の人を愛して他所は見ない、性的自由を手放すという
できもしない約束をします。
できもしない・・・ですか。
不倫当事者の罪悪感は嘘である
何故、不倫する当事者たちが罪悪感を持たないのかというと(持っているというのは偽善。本当は持っていない。)人の本質として自由でないことのほうが不自然だからなのです。
不自然=負
ではなぜ、結婚するのですか。
人も生き物である以上、遺伝子(子孫)を残すという本能があります。
生物は一夫一妻制や一夫多妻制、乱婚状態と様々な形態をとりながら、子孫を残します。
それぞれに子孫を残すために効率的な形をとるのです。
人においては結婚という形が遺伝子を確実に残すのに効率的なのです。
一夫一妻制(結婚)が効率がいいということですか?
あちこちに子供を作れば、自分の子供に餌がまわってこないでしょう。
人を一人育て上げるには大変な労力がいるのです。
餌や寝床、虫や動物と違い衣類も学費もいるでしょう。
人は、ペアで寄り添ったほうが、遺伝子を残せる確立が高いのですよ。
不倫が責められる理由は、遺伝子を残すという生物の仕事を脅かすから、ということですか。
そうともいえます。
結婚は相手との契約です。相手を所有し、相手に対し様々な権利を持ちます。
法的な不倫の線引きは配偶者以外とのセックス(遺伝子を残す)。
結婚相手は互いにセックスに関する管理権を持っています。
故に配偶者以外とセックスをすれば(遺伝子を残す、子を育てるという最重要事項のために持つ権利の侵害)、不倫として責められるのです。
不倫がなくならない理由
遺伝子を残すという最重要事項を無視してまで不倫するのは何故でしょう。
遺伝子を残すためにはセックスをしなければなりません。
そのために性欲があります。
男性の性欲が女性の理解を超えるほど強いものであるのは、男性がその気にならなければ子孫は残せないからです。
畑はあっても種がなければ作物も実らないってことね。
また、人には恋愛というより良い遺伝子を効率的に残すための探知機が備わっています。
女性の性欲が恋愛感情に比例するのもそのためです。
恋愛探知機は結婚によって仮眠状態になります。永眠ではありません。結婚は恋愛感情を消し去っていくのです。
恋人から家族になり、惰性と習慣になります。
不満や幻滅、あきらめ、後悔もあるでしょう。
それらも含め、恋愛が家族愛になるのですよ。
家庭には恋愛感情は不要。
セックスレスは自然な流れということですか。
ええ。ですが生物としての本能が消えたわけではありません。より良い相手との遺伝子を残すという本能。
恋愛探知機は仮の眠りです。
外で、より良い相手と出逢い、恋愛探知機が作動すれば、あとは言わずもがなです。
人は誰しも不倫する可能性がある
不倫は配偶者を裏切ろうとして行われるわけではありません。
恋に落ちてしまった。
今配偶者の裏切りに合い、憤慨しているあなたでさえ、置かれた状況や出逢うタイミングによって恋愛探知機が作動し(勝手に)恋に落ちてしまう可能性は十分にあるのです。
パートナーの裏切りに憤慨している場合ではない
怒り、苦しみ、恨み、苦しみながら生きる人生は不毛です。
なぜ、そのような悪気に苛まれ続けるのか。
そりゃ誰だって苛まれるでしょ。
可能性を見ないからですよ。
可能性?
あなたにも人生にはこんな幸せがあったのかというほどの幸せを得る可能性はあるのです。
悪気の中では可能性は見えてきません。
どうかしばし、悪気を生み出す現実的な問題から離れ、あなたの幸せに目を向けてください。
その気になれば、可能性は果てしなく広がります。
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