「不倫最大の被害者は妻である」というのが世の(日本)常識です。
トーゼン!
不倫をされた妻からすれば、日本にいる以上、不倫をする女性こそ加害者であると思うのは致し方ないところでしょう。
ですが、ここは不倫救済所。
独身女性目線で見れば、また違うのです。
夫の愛の喪失が全ての発端である
なぜ、不倫された妻が苦しむか。
それはまぎれもなく、夫の妻への愛の喪失があるからです。
子羊女に騙されたんです。
それか、ヤリたかっただけです。
相手女性に矛先を向けたい(目を背けたい)気持ちも分かりますが、そもそも事の発端は夫の愛の喪失にあります。
・・・。
相手女性への攻撃は、孫子の兵法「攻撃は最大の防御なり」をはき違えたものであり、
事実を認めたくないが故、傷ついた自分を守るための必死の抵抗であり、
最大の防御のように見えて実は、相手女性を責めれば責めるほどに、
自分を堕としていくという無謀な猪武者的戦法なのです。
生涯妻を愛します=貞操を保持しますという契約の違反であり、それは夫と妻の契約です。
夫の違反により妻は精神的苦痛を味わったのです。
それに対して慰謝料は認められる。
浮気であれ本気であれ、妻だけを愛しますという契約を放棄したのは他の誰でもない、夫だということです。
確かに、夫が放棄しなければ、妻も傷つかずにすんだ。
夫が先ず妻への愛を放棄し、他の女性を好きになった。
それが発端であり、まぎれもない事実です。
そして、相手女性であれ妻への愛情を失わせるために恋をしたわけではないのです。
2人の間に妻は介在しない
はい。好きになった人に、既に愛していない妻がいただけです。
ぐぬぬぬぬ。
夫がそう言い続け、そう洗脳したのです。
・・・。
まず、女性は本能として、唯一の存在であることを望みます。
特に自由に相手を選べる、何の制約もない独身女性であれば、他の女性(妻)への愛が見えたなら、本能により一気に熱が冷めるはず。
はい。彼は本当に私だけが好きだと思っていました。
はぁ・・・。
これは妻であってもそうでしょう。
不倫された妻が本気なのか遊びなのかに拘るのは、他の女性への愛が本物であるかどうか=安全であるかどうかの確認作業。
そして独身女性の愛が冷めないのは何故かというと、
夫の妻への愛が見えないから
即ち、洗脳された独身女性の認識が、「彼は妻を愛していない」「愛のない2人」になっているからです。
何故そうなるの。
まぎれもなく夫の彼女に対する言葉や行動(嘘であれ真実であれ)が、妻への愛はなくなっている、または、妻から夫への愛はなくなっている前提だからといえるでしょう。
相手女性を責めるのは責任転嫁
日本を除く、個々が自立した国(一人でも生活できる)のほとんどは、不貞行為とは夫婦の問題であるという認識であり、相手女性に対し責を問いません。
大人になり切れない我が国日本では、相手女性にも慰謝料を認めていますが。
不倫慰謝料には女性から彼(夫)への求償権がありますよね。
それも、夫の責任のほうが重い、夫が事の発端(愛の喪失)だからですよ。
道理の分かった妻は潔いから苦しまない
愛の喪失という最も重大な夫の契約違反に目を背け、女として侮辱した夫を事もあろうに擁護し、自分を傷つけた張本人(夫)ではなく、副次的な相手女性に矛先を向ける暗愚な妻がいる中で、相手女性を責めない聡明な妻もいます。
ええ。私を裏切ったのは夫ですから。責を負うべきは夫です。
他の女を愛している男と一緒にいても空しいだけ。
私も妻の座に胡坐をかいていたの。私にも原因はあるわ。
潔く、クールに事実を受け止め、自分の権利として契約違反により自分を傷つけた相手(夫)から慰謝料を受け取り、離婚するにせよ、離婚しないにせよ、清々粛々と夫に責任を果たしてもらおうとする妻は、この道理を理解しているのです。
なぜここまで潔い妻がいるのか
それはひとえに、自分の幸せは自分が創るものだと分かっているからです。
魂の欲求(嫌な気分でいることを選ばない)に従い、セルフイメージ(かっこわるいことはしない)に従って行動する。
故にこのような人は、すぐに苦しみを手放し、幸福を引き寄せるのです。
自己評価が高く、自分で立つことのできる人。
魂目線での自分主体、自己愛の人は強いです。
妻は法で守られています。
醜態をさらさずとも、簡単にその立場を失うわけではありません。
妻は、堂々とカッコつけてなんぼであり、そのような天晴れな妻だからこそ、夫も気づきを得て、愛人も自分の愚かさを知るのです。
妻のための「攻撃は最大の防御なり」本来の使い方
妻という、子供や家や社会的体裁という夫にとっての財産、即ち夫を繋ぎとめるための切り札を持つ強者の立場から、弱者である相手を屈服させるのではなく、相手に「絶対に勝てない」と戦意喪失させることこそ最大の防御です。
妻はどんなときでも「天晴れ」を目指すべきね。
天晴れはかっこいい=最高のセルフイメージだから。
そうしてこそ、夫が愛人に言い続けてきた悪妻の姿(妻の悪口)は夫の妄言として書き換えられ、盲目な愛人も気づきを得るのです。
彼は嘘つき・・・。
彼はずるい男・・・。
独身女性は被害者なのか
相手の女性はことあるごとに、夫から離れようとするでしょう。
はい。本気になればなるほどそうでした。
疑心という愛(魂・本来の自分)とはかけ離れたものが常にあるからですよ。
愛の波動と愛でない波動を常にさまようのですから、消耗するのは当然のこと。
そしてついに魂の欲求とは反対の声(嫌な気分)に耐えられず、去ろうと決めるのです。
でも、彼は放してくれませんでした。
彼女を手放したくない彼(夫)は次々に愛ある未来を見せ、引き留めるための言葉の数々を繰り出します。
-
- 妻とは家庭内別居だ。
- 妻は嫌いだ。
- 妻とはもう終わっている。
- 妻とは夫婦生活はない。
- 妻とは会話もない。
- 妻には興味もない。
- 妻とはいずれ離婚する。
- 子供のために一緒にいるだけ。
- 全ての責任は自分がとる。
- 絶対に傷つけない
- 絶対に離さない
- 一緒になろう
挙げればきりがない。
真実の愛だといわんばかりの彼女を優先する行動やプレゼントや時間。
今できる限りのものを差し出し、見えない足枷をつけ、相手の今を縛り、家庭は維持する。
そうして公然と二股を容認させるのです。
夫のこの行動をみれば、独身女性はまぎれもなく法に守られない被害者でしょう。
純粋に彼を愛してしまった不倫独身女性の皆さん。
不倫の責任は全て自分が持つのが当然だと思っている男性もいる中で、
貞操を誓った妻を裏切り、その自分の責任を妻を制することもできず慰謝料や謝罪などといった形で最弱な立場であるあなたに負わせたあげく、
あなたの人生に責任をとらない、とれない男は、どのような愛の言葉を紡いだとて、
男ではありません。
頼りなく、幼く、あなたを守れない人です。
もしそうであったなら、あなたは魂の欲求に従い、あなたにとって愛のない場所にとどまらず、嘘つき男などさっさと見限り、本来の愛へと戻りましょう。
あなたは本来、自由(愛)であり、誰よりも自由なのだから。
私は被害者・・・。
被害者であろうがなかろうが、被害者意識は捨てなさい。
あなたの人生におこる全ては、あなたの責任です。
自分に責を置かなければ、前向きな思考は浮かんできません。
私が、軽はずみだった。
私がもっと強ければよかった。
依存せず、自立していればよかった。
彼の狡さを見てみないふりをしていたのは私です。
あなたの魂は、彼にときめいた。
それは間違いではないのです。
ただ、彼の狡さが見えた時、あなたの魂は警告したはず。
こんなのはいやだと。
はい。何度も。そのたびケンカになりました。
そのとき離れられなかったのは、自分。
傷つく羽目になったのは、自分の責任です。
よろしい。
さぁ、お行きなさい。
喜び多き人生へ。
はい。トキメキ至上主義で生きます。
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